HowToガイド#

このページは、FlexConfirmMailのよくある使い方やカスタマイズをまとめた運用マニュアル集です。

よくある誤送信とその対策#

多数の宛先に一斉送信する場合、To/Ccを利用すると個人情報が漏洩してしまうため、 Bccを利用して送信する必要があります。

このミスを検知する機能として、To/Ccに多数のドメインが含まれる場合に、警告を出力できます。

OutlookのホームタブからFlexConfirmMailのアイコンをクリックします。
「To/CCに一定数以上のドメインが含まれている場合に警告する」にチェックを入れ、警告対象のしきい値を設定します。
「設定を保存して終了」を押下すれば完了です。
送信時に次のような警告が表示されます。

次のようなケースを想定した機能です。

この場合は、次の手順で注意が必要なドメインを設定することができます。

OutlookのホームタブからFlexConfirmMailのアイコンをクリックします。
「注意が必要なドメイン」を選択し、ドメインを記入します。
「設定を保存して終了」を押下すれば完了です。
条件に該当した場合、次のような警告が表示されます。

送信確認の手間を簡略化する機能です。宛先に外部ドメインが含まれない場合は、即座に送信を実行するように設定できます。

OutlookのホームタブからFlexConfirmMailのアイコンをクリックします。
基本設定の「宛先が社内ドメインのみの場合は確認をスキップする」にチェックを入れます。
「設定を保存して終了」を押下すれば完了です。
設定後の送信フローの例を右に示します。

FlexConfirmMailを資産管理ソフトウェアで配布する場合、ダイアログを表示せずにインストール処理を実行する必要があります。

この場合は次のように /SILENT オプションを付して実行ください。

% FlexConfirmMailSetup.exe /SILENT

FlexConfirmMailは日本語・英語・中国語の三カ国語に対応しています。

標準のインストーラに、各言語版の翻訳リソースも同梱されています。 Windowsの言語設定（設定 > 言語 > Windowsの表示言語）を検出して、自動的に表示言語が切り替わりますので、単純にインストールすれば問題ありません。

Office 2013以降にはパフォーマンスを自動的に最適化する機能が組み込まれており、その一環としてアドインを自動的に無効化することがあります [1]

FlexConfirmMailが自動的に無効化されるのを防止するには、グループポリシーで下記の設定を追加ください。

契約時に共有されたURLからポリシーテンプレートを入手し、配置します。
グループポリシーエディタを起動して「コンピューターの構成 > FlexConfirmMail > 既定値」を選択します。
「社内ドメイン設定」を選択し、自社ドメインを登録します。「有効」を選択し、テキスト欄に一行に一件ずつ入力します。
「OK」ボタンを押下すれば完了です。
ユーザーの設定画面では次のように表示されます。組織の推奨ポリシーに対して、個別の事情に応じた微調整が可能になります。

脚注